平屋の間取りを10つご紹介!おしゃれにするポイントも合わせて解説!|宮崎の工務店ピースホーム

平屋の間取りを10つご紹介!おしゃれにするポイントも合わせて解説!

間取り住宅事例平屋

投稿日:2022年12月27日 更新日:2022年12月27日

今回は、いま大人気の平屋についてメリット・デメリットやおしゃれな平屋を建てるためのポイントをご紹介していきます。また、「どのような平屋の間取りがあるのか知りたい!」というお声もよくいただきますので、実際に弊社で建築した実例も含めご紹介していきます!

平屋の間取りを◯つご紹介!おしゃれにするポイントも合わせて解説!

平屋とは?今注目されている理由

平屋とは、一階部分のみの住宅のことです。上下の移動がなく平行移動のみで暮らせることから、家づくりを検討されている幅広い層のお客様から人気な住宅です。上下の移動がないということは生活動線の計画が立てやすく、年齢を重ねたときでも日常生活が送りやすいことが魅力です。平屋というとLDKが広いイメージがありますが、最近ではコンパクトな平屋も人気です。コンパクトだと圧迫感があるのでは?と思われますが、天井高を高くすることでLDKを開放的に魅せることもできます。何より歩行距離が短くなるため、生活動線がシンプルで住みやすい間取りになります。家族との距離も近く、コミュニケーションがとりやすくなるのも魅力です。また、建物は高さが高かったり2階や3階部分の上部が重いほど揺れも大きくなりますが、平屋の場合は一般的な2階建てと比べても高さが低いため、耐震性にも優れています。

平屋のメリット

つづいて、平屋のメリットついて具体的に3つご紹介していきます。

生活動線

平屋のメリットとして、生活動線がシンプルで暮らしやすいことがあげられます。すべての部屋がワンフロアに集約されているため、家族それぞれのスムーズな生活動線が実現できます。一般的な2階建ての場合は、収納が1階と2階に分かれていたり、洗濯物を干すのが2階だと階段を往復しなければいけません。しかし、平屋の場合は縦の移動がなく、キッチンや洗面脱衣室と寝室の距離も近いため、毎日の家事も時短できます。たとえば、朝起きて寝室から出たらすぐキッチンがある、そのキッチンの横には洗面脱衣室があり顔を洗ったり着替えたり洗濯物を回すこともできる、お子様の寝室も近いためすぐに様子を見に行ける、このような生活動線は子育て中のご家族にとってはとても魅力的ではないでしょうか。お子様がいらっしゃらないご家庭であっても歩行距離が短いと毎日の家事も時短できますので、平屋はとても住みやすい住宅だと言えます。また、同じフロアで家族全員が生活するため、お互いの声も届きやすく家族のコミュニケーションが増えやすいです。小さなお子様がいる場合、ワンフロアだとお子様の行動も見守りやすく安心して家事をすることができます。

将来的な生活の変化に強い

平屋は、将来的な生活変化に強いという側面があります。その一つとして、年齢を重ねたときです。すべての部屋がワンフロアに集約されているため、上下階の移動がありません。足腰に不安が出てきたとしても支障が少ないという点が変化に強い側面の一つです。また、階段があると、転んでしまう可能もあります。年齢を重ねると少し転んだだけでも骨折をしてしまったり骨にひびが入ってしまったりする危険性がありますが、平屋の場合はそういった心配が軽減できます。また、将来的に生活環境が変わった場合、リフォームがしやすいという点も魅力です。弊社では、リフォーム・リノベーションも行っているので、将来的な生活変化についても一定の知見があります。実際に2階建てにお住まいのお客様からご相談いただいた事例ですが、お子様も成人されており2階部分をほとんど使用されておらず1階部分のみリフォームしたいという事例がありました。ちなみに、このケースは決して少なくありません。2階に上がるのも体力的に厳しく、1階のみで暮らされているというお話はよく耳にします。平屋の場合はワンフロアのみなので将来的なメンテナンスもしやすく、リフォームをしたい!と思われた際、間取り変更の自由度も高いです。

自然災害に強い

地震や台風などの自然災害は、建物の高さが高くなればなるほど揺れやすく、災害被害を受けやすいです。平屋の場合は、2階建てと比べ高さが低いため、地震が発生しても建物は揺れにくく、台風の際は風圧を受けにくくなります。防災時にも避難しやすいのは、平屋の特徴でもあります。2階に居室があると、深夜に火災が発生した際に外に脱出するのが難しい場合もあります。平屋だと、居室からすぐ外にでることも可能なため防災時にも強いと言えます。ただ、水害の際は2階へ逃げるという行動ができませんので注意が必要です。平屋を建てる際は、ハザードマップを事前に確認して土地を決められることをおススメします。また、平屋は災害後のメンテナンスのしやすさもメリットとしてあげられます。平屋は2階建てと比較して高所作業が多くはありません。高い足場を組む必要性が少なく、簡易的なメンテナンスであればお施主様ご自身でされる場合もあります。メンテナンス費用も抑えることができるからですね。このように平屋には多くのメリットがございます。平屋を建てたいとお考えの方はぜひ参考にされてみて下さい。

 

平屋のデメリット

平屋のメリットについてご紹介させていただきましたが、つづいて平屋のデメリットについてご紹介していきます。

土地の広さが必要

平屋は、2階建てと違ってすべての居室をワンフロアにまとめなければいけません。そのため、土地が小さければ建物を建てることがそもそもできません。用途地域や敷地に定められている建蔽率や容積率に従ってお家を建てなければいけないため、十分な広さがないと平屋暮らしの実現は難しいでしょう。土地の広さが必要だということは、土地代も高騰します。土地代が高騰するということは、建物にかけれらる費用が少なくなるということです。広い平屋に住みたかったのに狭くなってしまったり、理想としていた仕様やキッチン設備などを取り入れることができなかったりと、建物で妥協しなければいけなくなります。また、土地の広さを決める際は、家の暮らしだけでなく車は何台とめるスペースが必要なのか、お庭で何がしたいのかなど、明確にして広さの目安を決めておくことが必要です。

坪単価が高い

平屋は、土地と建物が接する部分が多いため基礎部分が広くなり、その分坪単価が高くなる傾向にあります。特に宮崎県の場合はコンクリート費用が高いため、平屋は2階建てと比べて高くなりやすいです。また、平屋の場合は屋根の面積も広くなります。屋根の面積が広くなると、基礎工事同様に費用が高騰していきます。ただ、調整は可能なので、どういう暮らしをされたいのか明確にし、平屋づくりで叶えたいことに優先順位をつけることが重要です。また、家づくりの費用は坪単価だけでは計算することはできません。よく坪単価×広さで計算される方も多くいらっしゃいますが、その金額はあくまで概算になります。理想を詰め込むと、当たり前のように費用は高額になります。そこからいかに予算内で収められるように調整するのかが大事になってきます。予算には限りがありますので、どこまで調整できるのか住宅会社としっかり打ち合わせされることをおススメします。住宅会社の中には、そもそも調整ができない会社もございます。1社の住宅会社から建築できないと言われたとしても、=家づくりがてきない。ということではありません。その際は、他の住宅会社にも相談されてみてください。

プライベート空間が保たれにくい

平屋は、ワンフロアにすべての居室がまとめられているためコミュニケーションがとりやすい反面、プライベートの確保が難しい住宅です。平屋を建てる際は、家族同士のプライベート空間の確保と外からの視線によるプライバシーの確保を意識した間取りの工夫が必要です。ただ、プライベート空間の確保をあまりにも意識し過ぎると生活のしずらい間取りになってしまう可能性もあります。生活動線とプライベート確保の両方を意識して間取りをお考え下さい。また、不用意に壁や間仕切りを増やしてしまうのもおすすめできません。壁や間仕切りを増やすということは、その分施工面積が増えるため費用も高騰していきます。また、通風や採光の確保といった側面にも影響が出てきてますので、せっかくの平屋の魅力を活かせなくなってしまいます。たとえば、玄関側に親戚や友人が集まるLDKを配置し、反対側もしくはLDKの奥に家族それぞれの部屋を設けたらプライベート空間を確保することができます。また、コの字の平屋は外からの視線を遮ることができるためプライバシーの確保がしやすいです。目隠しフェンスなどをうまく設置できれば、プライベート空間も確保でき、おしゃれな平屋を建築することができます。

 

平屋の間取りと実例

実際にピースホームで建てられた平屋の実例を、間取りごとにご紹介していきます。

2LDK

家族が自然とリビングに集まる家事楽ラク動線の家


ご夫婦ともに夜勤のあるハードなお仕事のため、ご夫婦の寝室は夜勤後に光が当たらない北側へ。お子様の年齢が離れていることや性別についても考慮し、将来的に子供部屋を2/3,1/3に分けれるように考えています。また、水回りや外出帰宅時の動線もご家族の暮らしやすさを追及しました。見どころは26畳ある広々リビング。他のお部屋の広さや収納も合わせ30坪という広さで計画的に収められた間取りとなっています。お庭もありますが、道路側からは見えないように建物を配置しています。

 

家事ラク動線を追求したナチュラルモダンな家


廊下などの空間を省いて、リビングを中心に個室や水回りに行ける動線を考えたL字型の平屋です。20帖のLDKは、大きな窓を設けることでオープンで温かみを感じられる空間に。ペニンシュラキッチンは、くるりと回れる動線でスムーズに家事を行えます。靴を沢山お持ちのご主人の希望で、ウォークスルータイプのシューズクロークを設けました。収納力はもちろんですが、家族用と来客用で動線を分けられて玄関をスッキリ綺麗に保ちます。洗面化粧台は、生活動線上に設置し朝の準備もスムーズに行えるように考えました。

 

見せない収納で綺麗を保つカフェ風の27坪の平屋


勾配天井で開放感のあるリビングは、間接照明やクロス(壁紙)で「カフェっぽくしたい」を叶えました。大開口のリビング窓から外に出ると、BBQも楽しめるリビングつづきのタイルデッキがあります。室内はアウトドアが好きなご主人と物をみせずに収納したいという奥様のご要望にお応えし、必要な箇所に収納スペースをたっぷり配置しています。 冷蔵庫や電子レンジもパントリー内に配置し「見せない収納」でスッキリさせました。家電は固定のカウンターを使って耐荷重もバッチリです。3.5帖のウォークインクローゼットは家の中心に配置。キッチン・脱衣室・寝室からも近く、生活動線を徹底的に考えた家事ラクな平屋です。

 

勾配天井や家事ラク動線!シックでカッコいい30坪の平屋


玄関には子供の遊び道具もアウターコートも何でも収納可能な広々収納を用意しました。こちらの平屋は、LDKに自然と家族が集まるような間取りを考えました。ダイニングスペースはキッチンの横並びに配置できるように設計。また、近くにワイドなスタディスペースを設けました。お施主様の大好きなゲームを楽しめる漫画喫茶的な趣味コーナーもあります。カウンターの上は全面壁ではなく「抜け」をつくることで採光や風通しが良くなり空気の循環効率もUP。

 

3LDK

家族全員の理想が詰まったナチュラルな平屋


こちらは家族のプライベート空間を大切にした25坪の平屋です。各居室は個人個人の趣味を楽しめるよう広さを確保。リビングは今まで住んでいたアパートよりも若干広めくらいで敢えてコンパクトにしています。家族の仲がいいのは、これまで小さなリビングで過ごしていたからだと考えたそうです。趣味室はご主人が、夜釣りにいくことを考慮し、玄関近くに。また、奥様はキッチンや脱衣室(水回り)近くにデスクワークできる箇所を設けています。

 

ナチュラルリビングで家族がつながる平屋


こちらは、特殊な形状の土地を活かした平屋です。玄関側にリビングがありますが、寝室はリビングから離した配置にしており家族のプライバシーを確保しています。リビングには光がたくさん入るよう南側に大きな窓を設けました。天井はあえて梁を見せることで、オシャレで開放感のある空間を演出しています。家族の気配を感じながら、趣味の漫画を楽しみたいということで、リビングとつながる趣味部屋を設けています。キッチンや水回り、収納空間は家族のライフスタイルや家事効率を考え、スムーズな動線を確保した間取りに。

 

家事ラク動線を熟考!開放感あふれる平屋


17帖のLDKは開放感を感じれるように天井高を高く設定し、勾配天井にしました。また、和室をリビングとフラットにつながるように設計したことで家族との繋がりを感じ、ゆっくりくつろげる居心地のよい空間に。家事ラク動線も熟考し、キッチンのすぐ隣には水回りと複数の収納スペースを集めています。水回りやウォークインクローゼットを一箇所に集め、パントリーは、あえてキッチンに設けずLDKからは見えない位置に配置しました。

 

合理的な家事ラク動線の平屋


家の中心にウォークインクローゼットを配置し、リビングからも寝室からも玄関側からも行き来ができる回遊動線を実現した平屋。衣類はもちろん、小物や作業道具も収納できるオリジナル設計のウォークインです。広々キッチンはリビングダイニングを見渡せ、作業しやすい広さを確保。家事負担を軽減できるよう脱衣室やウォークインもキッチン付近に設けています。小上がりになったコンパクトな和室には、壁際にカウンターと棚を設置し、子どもの勉強スペースや読書スペースとしても使えるように設計しています。

 

4LDK

優れた動線で家事ラク!開放感のある平屋


玄関は、スッキリさせたいというご要望から奥行きをつけたボックス型収納を設けました。人が一気に入ってもゆとりのある広めの玄関ホールとなっています。土地の関係から東西に長い間取りを設計し、玄関を入って個室、奥にLDKがあります。また、トイレ・洗面と水回りをまとめて、ウォークインクローゼットで服を取り、脱衣室へ行って、お風呂に入浴できる家事ラク動線を実現。共有部分を一直線に並べることで、あちこち移動せず家事の負担を減らすことができ、家族全員の使い勝手の良い動線になりました。

 

コの字型で家族の庭を囲む、ロフトのある家


こちらはコの字型でロフトのある平屋となっています。玄関を開けると奥には広々としたシューズクローゼットがあり、勝手口も設置しています。勝手口の外には足洗い場もありますので、お子様が汚れて帰ってきても正面玄関を汚さなくてすみます。玄関を開けてリビングに入ると、すぐ隣には和室を配置しており来客用としても使えるようにしました。キッチン付近には水回りをまとめており、寝室もすぐ近くに配置した家事ラク動線を実現した間取りです。また、お施主様が趣味に没頭できるように1階部分に書斎を設けず、あえてロフトとして建築しました。

 

平屋をおしゃれにするポイント

平屋をおしゃれにするポイントを4つご紹介します!この4つを意識するだけで平屋の印象も大きく変わりますので、ぜひご覧ください。

リビングにこだわる

LDKはお家の中でも一番大きな空間です。正直、平屋でなくてもLDKはこだわるべきです。平屋の場合は、天井の高さ制限も少ないため勾配天井で開放的な大空間を作るといいでしょう。また、リビングから庭とウッドデッキをつなげることで外と内のつながりができ、誰もが憧れるような空間になります。ウッドデッキへ出入りする窓を大開口窓にすると、より開放的でおしゃれ度がグッと上がります。窓が大きい分プライバシーの確保は重要度が高くなりますので、周囲の環境を考慮した上でご検討下さい。

中庭を設ける

プライバシーを上手に確保しながら、おしゃれな平屋を建てたい方は中庭を設けるのもオススメです。「ロの字」や「コの字」型の建物であれば、外部からの視線を遮ることができ家族だけの中庭空間が生まれます。リビングに大きな窓を設けると明るさや風通しも確保でき、家にいながらも四季の変化を楽しめる平屋がつくれます。中庭を考えながら家づくりをすると、一般的な住宅にはない個性的でデザイン性に優れた平屋になります。

照明にこだわる

実は照明も重要なポイントの一つです。照明には、ダウンライト・ペンダントライト・間接照明などがございます。その中でも様々な魅せ方があり、少しの工夫で室内の印象もガラッと変わります。ペンダントライトは天井から吊り下げるタイプの照明になりますが、ペンダントライトにも色々なタイプがあります。たとえば、カフェ風のお家をつくりたいとお考えの方でしたら、ダイニングキッチンの照明をカフェ風のペンダントライトに変えるだけでおしゃれな空間になります。間接照明にもこだわるとより洗練された空間になるのでおすすめです。

外観にこだわる

外観は家の顔となる部分です。そのため、屋根の形状・外壁に使う素材・色味にこだわることをおすすめします。外壁にも、ガルバリウム鋼板・サイディング・塗り壁など様々な種類があります。それぞれにメリット・デメリットはありますが、まずは理想のお家のイメージを決めてから選ぶとよいでしょう。写真や動画で好きなデザインを見つけて保存しておくことをおすすめします。他にも軒をうまく活用することでデザイン的にも機能的にも優れた外観に仕上がりますので、軒の長さや色味にも注目されてみて下さい。

 

まとめ

平屋の間取りについてご紹介させていただきました。昨今、平屋に憧れている方は非常に多くいらっしゃいます。おしゃれな平屋に住みたいという方は、ぜひ参考にされてみて下さい。また、2階建てと平屋で迷われているという方もメリット・デメリットについての理解を深め、建ててから後悔しないためにもご家族と慎重に話合われてみてください!

この記事の編集者

ピースホームが手掛けた
こだわりの住宅をご紹介しております。

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